SEO対策ではキーワードに注目することが重要です。
どんなキーワードを使うべきか決める際には、キーワード調査をすることになります。
しかし、ツールの助けを借りずにキーワードを調べるのは大変なことです。
そこで、キーワード調査ができるSEOツールの「goodkeyword」を紹介します。
「goodkeyword」にどのような機能があり、どのようにして使えばいいのか、基本的な点を説明しましょう。
「goodkeyword」の概要
「goodkeyword」はGoogleやBingなどで検索されている関連キーワードを表示するためのツールです。
関連キーワードとは、いわゆるサジェストキーワードのことです。
検索エンジンでキーワードを入力すると、関連キーワードの候補が表示されます。
これがサジェストキーワードであり、それぞれの検索エンジンごとに異なっています。
そのキーワードを入力したユーザーが他にどういうキーワードで入力しているのかデータを分析して候補が表示される仕組みです。
そのため、サジェストキーワードをチェックすると、どんなキーワードに需要があるのかわかります。
「goodkeyword」は2012年にリリースされてから多くのユーザーに愛されてきたキーワードリサーチツールです。
2020年7月10日にはリニューアルされてより利用しやすくなりました。
Twitterやフェイスブックなどでも話題になっていて、キーワードリサーチで活用されることが多い人気ツールです。
SEO対策だけではなく、検索エンジンマーケティングやアフィリエイト、ネットショップ、企業サイトの運営などにも活用されています。
「goodkeyword」の機能について
「goodkeyword」にはどのような機能があるのか紹介します。
サジェストキーワードを検索する
「goodkeyword」では下記のサイトのサジェストキーワードについて調べることができます。
・Bing
・楽天
・Google Play
キーワードは一覧ですべて表示されるようになっています。
表示されたキーワードについては、すべてコピーすることが可能です。
検索ボリューム変化を調べられる
「goodkeyword」でサジェストキーワードを調べると、結果のページに検索ボリューム変化も表示されます。
検索ボリューム変化では、指定したキーワードの過去から現在に至る人気の動向をチェックできるのです。
Googleトレンドの機能を利用しています。
100がピークとしてどのように需要が変化してきたのかグラフで表示されています。
そのキーワードが現在トレンドになっているかどうかわかるため便利です。
周辺語を調べられる
サジェストキーワードの検索結果のページには、指定したキーワードの周辺語も表示されます。
「デ辞蔵Webサービス」を利用した機能です。
たとえば、「ダイエット」と入力した場合には周辺語として「キムチ」「納豆」といったワードが表示されます。
「goodkeyword」の料金
「goodkeyword」はすべての機能を無料で利用できるサービスです。
サイトにアクセスするとキーワードの入力フォームが用意されていて、そこにキーワードを入力して検索すれば、すぐに結果が表示されます。
どれだけ使っても無料であり、制限もないため、いつでも気軽に利用できるツールです。
「goodkeyword」の活用方法
これからサジェストキーワードを調べたいキーワードを入力して検索すればすぐ結果が表示されます。
また、GoogleとBing以外にも楽天やGoogle Playのサジェストキーワードの検索もできるため、必要があれば利用しましょう。
関連キーワードの右側には「G」「B」「Y」というテキストリンクが表示されています。
これはそれぞれ「Google」「Bing」「Yahoo!」のことであり、クリックするとそれぞれの検索結果のページに飛びます。
また、サジェストキーワードをクリックすることで、さらにそのキーワードの関連キーワードを調べることが可能です。
よりニッチなキーワードをチェックすることができ、競合の少ないキーワードを調べられます。
サジェストキーワードの検索結果はまとめてコピーすることができるため、エクセルやメモ帳などに保存しておくとよいでしょう。
たとえば、サジェストキーワードをカテゴリ分けして、自分たちの作るサイトに関連のあるカテゴリのキーワードにだけ注目してみるとよいです。
たくさんの候補が出るため、その中から有用なキーワードのみを抽出するための工夫をすることが大切です。
「goodkeyword」で検索結果が表示されないケース
基本的にはどのキーワードでもすぐに検索結果が表示されます。
しかし、たまに検索をしてもなかなか結果が出てこなくて、何もサジェストキーワードが表示されないこともあります。
この場合は主に下記の2つの理由が考えられます。
・サジェストキーワードが存在しない
・API接続エラー
あまりにもニッチなキーワードを検索すると、何もサジェストキーワードが表示されないケースがあります。
ある程度検索ボリュームのあるキーワードでないと、サジェスト候補を抽出することができないからです。
API接続エラーとは、一度に多くのアクセスが集中したときにAPI接続にエラーが生じることです。
特にGoogleのサジェストキーワードを検索するときに起きやすいエラーです。
エラーが起きたときには、1時間ほどすると復活します。
アクセスがかなり集中しているときは復活しても短時間で接続できなくなることもあるため注意しましょう。
「goodkeyword」の運営者について
「goodkeyword」を運営しているのは株式会社シンクラフトです。
シンクラフトは2015年11月に設立された会社で東京都に本社があります。
マーケティングリサーチツールの提供やインターネットインフラ事業、サイト売買プラットフォームの運営が主な事業です。
シンクラフトで実際に活用しているツールが「goodkeyword」であり、誰かの役に立てば良いという思いから無料で公開されています。
Googleなどの提供するAPIを利用してつくられたツールであり、Googleなどで障害が発生すると、「goodkeyword」も動作しなくなることがあります。
もし、「goodkeyword」を利用していて困ったことや要望、意見などがあるならば、問い合わせをするとすぐにシンクラフトが対応してくれるでしょう。
「goodkeyword」の評判
「goodkeyword」について良い評判と悪い評判をまとめました。
「goodkeyword」の良い評判
「goodkeyword」には下記のような評判が寄せられています。
・多くの人が利用していて長い歴史があるため信頼できるツール
・サジェストキーワードをすぐに調べることができて便利
・無料で利用できてウェブ上で使えるため便利
・動作が軽い
「goodkeyword」はこれまでたくさんの人が利用していて、長い歴史があるため、信頼されているようでした。
サジェストキーワードをすぐに調べたいときには便利だったという声がたくさんあります。
また、動作が軽くて使いやすいという意見もありました。
「goodkeyword」は全体的に好評であり、評価されているツールです。
「goodkeyword」の悪い評判
「goodkeyword」には下記のような悪い評判もありました。
・最低限の機能しかない
・検索エラーになることがある
・CSVで結果をダウンロードできる機能がない
「goodkeyword」はサジェストキーワードを調べるという機能しかないツールです。
それ以外の機能は限られたものしかなく、別の機能を利用したい場合には他のツールを利用しなければいけません。
また、Googleなどのサーバーの影響によって検索エラーになることがあります。
Googleのように利用者の多い検索エンジンだと、検索エラーになることは珍しくないため、その点は注意しましょう。
検索結果についてCSVでダウンロードできない点が不便であるという声もありました。
ただし、検索結果の一覧をコピーして保存することはできます。
まとめ
「goodkeyword」は下記のようなツールです。
・GoogleやBingのサジェストキーワードを調べられる
・無料で利用することができる
・インストールの必要はない
これからSEO対策でキーワード選定やキーワード分析をしたいときに活用しましょう。